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CLINIC
NIPT検査 新型出生前診断 佐賀
2024.06.07
妊娠は多くの喜びをもたらす一方で、未知のことへの不安も伴います。
NIPT検査「non-invasive prenatal genetic test(無侵襲的出生前遺伝学的検査)」は、そんな不安を少しでも和らげ、より安心して妊娠生活を送るための選択肢として注目されています。
この検査は、母親の血液から胎児のDNAを分析し、ダウン症候群などの特定の染色体異常を早期に予測します。
NIPT検査の基本
NIPT検査は妊娠10週目以降に行うことができる血液検査です。母親の血液中に存在する少量の胎児由来のDNA(cfDNA)を分析し、ダウン症候群(21トリソミー)、エドワーズ症候群(18トリソミー)、パトー症候群(13トリソミー)などの染色体異常の有無を調べます。
NIPT検査のメリット
- 高精度な診断
- NIPTは非常に高い精度で特定の染色体異常を検出することができます。ダウン症候群に関しては、99%以上の検出率と低い偽陽性率を誇ります。
- 母子へのリスクの軽減
- 従来の羊水検査などの侵襲的検査に比べ、流産のリスクがなく、安全に行えます。
- 早期の結果取得
- 検査結果は通常1〜2週間で得られるため、早期に情報を得て対応を計画できます。
NIPT検査のデメリット
- 検査の限界
- NIPTはスクリーニング検査であり、確定診断ではありません。陽性結果が出た場合、確定診断のために追加の侵襲的検査が必要になることがあります。
- 高額な費用
- NIPTは自費診療であり、検査費用は数万円から10万円程度と高額です。これが受けられる家庭に限りがあることも事実です。
- 倫理的・心理的問題
- 染色体異常が検出された場合の対応について倫理的な議論があります。また、検査結果を受け止める心理的負担も考慮する必要があります。
未来への期待
NIPT検査は、妊婦とその家族が直面するであろう課題に対処するための情報を提供します。適切なサポートとともに、これらの情報を用いれば、妊娠中の不安を軽減し、より計画的な妊娠生活を送ることが可能です。
さらに、医療技術の進展により、将来的にはさらに多くの遺伝的状態に対しても高精度のスクリーニングが可能になることが期待されます。
最後に
NIPT検査は、妊娠中の重要な選択肢の一つです。ただし重要な点として、NIPTは「スクリーニング」であるということをご理解いただきたいです。つまり、あくまで可能性を示すもので、絶対的な診断結果ではありません。だからこそ、もしNIPTの結果が高リスク(陽性)であった場合、確定的な診断検査を行うために羊水検査や絨毛検査を受けることをおすすめします。これらの検査はより詳しい情報を提供しますが、お腹に針を刺すために一定のリスク(流産のリスク等)が伴います。しかし、この検査を受けるかどうかの決定には、そのメリットとデメリットをよく理解した上で、家族や医師やカウンセラーと十分に相談することが推奨されます。
安心して妊娠生活を送るために、適切な情報を得て、自分にとって最良の選択を行いましょう。
当クリニックで採血のみ行っています。
詳細は下記専門業者にご連絡いただければと思います。
気になる方はぜひご検討をお願いします。
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